2011年を振り返って、そして2012年に向けて

2011年を振り返って

まずは全体的に。とにもかくにも3月11日の震災と原発事故のショックが大き過ぎる年だった。自分は西日本在住なので、あの時少しの揺れさえも感じてもいない。しかし震災が起きてから原発事故がある程度収束するまで、次々と入ってくる衝撃的なニュースに胸を抉られた。いわゆる「エア被災」である。放射能の恐怖、食の安全への不信感、被災者への同情、責任を取らないものへの怒り…感情をグラグラ揺り動かされた。しかし自分は意見の投稿や微微微々たる寄付をした程度で、感情はかなりの不完全燃焼。それらが胸に気持ち悪く残る感じは今でも続いている。

また、地元で行われる池や窪地を埋立てる大規模開発の件で、周辺住民の代表の一人となり、右も左もわからないまま法律などの情報収集、打合せ・業者との折衝、資料や合意書の作成などをしたのは、かなり時間的にも精神的にもキツかった。仕事にも影響がなかったとは言えない。我関せずと逃げるのも可能だったが、そうすれば後悔していたに違いないので、係わる以外の選択肢はなかったと思う。結局は法律の世界なので、頑張ったところでどうなるものではないところがツライところだけど、せめて業者がルールを守ってもらうよう釘を刺すことは必要なので、自分のやったことは無駄ではなかったと思う。

次。人との交流について。今年の自分は、キュッと身をすぼめて縮こまってた印象。元々内向的ではあるが、内にこもり過ぎたと思う。そして、インプットばかりでアウトプットができなかったこともとても反省すべき点。情報に溺れてアップアップしてた。一度仕切り直して情報をうまく使いこなさないといけない。

次。仕事に関して。良かったと思うことは、午前中の仕事が100%近く集中できるパターンを見つけたこと（あとは午後が課題）。いずれはやらなければならないと思っていた技術を触ってみてだんだんわかってきたこと。反省点はビジョンや事業計画が曖昧になり、その場その場の対応になってしまっていたこと。あと、リニューアル案件のコンテンツをまとめるのがとても難しく、やたらと時間や労力を食ってしまっており、情報構築やレイアウト・デザインのスキルアップの必要性を感じる。安定してないので、家族には心配をかけて申し訳ないと思う。徐々に安定性を高めていきたい。

2012年に向けて

各種スキルアップ、積極的にアウトプット、SNSを活用する、収入をもっと安定して得られるようにする、外に出るように心がけなるべく人に会うようにする、オンとオフを明確にしオフの時間をもっと楽しむ。